ぼんやりとした感情にとらわれるよりも、なにか考え続けたい
芥川龍之介が死んだ理由に「ぼんやりとした不安」という話があるが、昔からこのような感覚に苛まれては手がつかなくなる。
きっと何かしらの疾患、あるいは特性からくるものなんだろうけど、原因はとんとつかめない。
原因がないことなんて無いのだけど、わからないものをほじくり返すだけ時間の無駄ではある。
それよりも有意義なことに頭を使いたい。たびに出たり、美味しいものを食べたり仕上げていない小説を書いたり、そんなところだ。
しかし、仕事というものに頭の大半を持っていかれると、それすらもおぼつかない。
「仕事しないと」と考えるだけで終わってしまう。人生の全てを仕事に投げ出し、仕事ができなければ人生の破滅と頭の中で思い込んでしまう。
それを「ワーカホリック(仕事中毒)」と呼ぶが、父親も似たものを持っているから継がれてしまった部分はあると思う。
ワーカホリックに完璧主義。精神疾患に発達障害。
見事なまでに人生を狂わせる四重苦、ワーキングプアを含めれば五重苦だ。
それでもできる限りのことはやっていきたい。自分の人生を邪魔されずに謳歌したい。
したいのだ。たとえ邪魔されようと、自分の人生なんだから、責任を持たせて欲しい。