【グラブル】コラボを期にソシャゲ再開したが……
言いたいことはタイトルの通り。
ソシャゲを再開するのは数年ぶり。かつては戦国コレクションとかやってたなぁなどと言いつつ、スマホでポチポチするのが面倒になってやめてしまった過去。
しかし今はPCからでもできる環境を公式が提供している。やるじゃんやってやるじゃん。 そんな勢いで始めたグランブルーファンタジー。
コラボ3日ほど前に始めてみたのは、重課金すら泣く地獄だったとは……。
と、色々書いたけど結局言いたいことは1つ――正確には2つだった。
「やり始めて間もないのに、意気揚々と最終解放の話をしている姿に追いつけなさを感じた」
「大量に手に入れている水コラボ剣の出に嫉妬を覚えた」
「もう辞めたい。追いつくには廃課金しか手はないが、そこまで余裕が無い」
これだけだったが、徹夜の勢いで長々と八つ当たり同然に書いてしまった。 それでも良ければどうぞ
絞りに絞ったコラボ武器、そりゃ出ねぇよ…
今回のコラボイベントでは「キャラクター」と「武器」の2つが手に入るようになっていた。*1
キャラクターのゲットは簡単。戦場に連れて行き「信頼度」と呼ばれるものをMAXまで上げると仲間になる。
今回はリナと白蛇のナーガのどちらかを最初に選べたが、貢献度50万で選ばなかったもう一方も仲間に入る。
問題は武器だ。これを得るには次の中から選ぶ必要がある。上から順に簡単な内容だと思ってもらっていい。
- 金の討伐章100枚(光の剣)、または400枚(ブラストソード)
- 累計貢献度1,000万(ブラストソード)、または3,500万(光の剣)
- EX以上の敵を倒して得られるドロップアイテム
まず討伐章は全員公開のマルチバトルでも入手できるため、体力やマルチバトルに参戦するためのBPを回復させるアイテムがあれば手に入れるのも簡単だ。
金の討伐章の場合だとVH以上のレッサーデーモンに参加して、1~2枚といったところか。 これを100枚ならいざしらず、400枚ともなれば300体倒す必要がある。
始めたばかりでは到底倒せないし、アイテムにも限度がある。
2番目は敵にダメージを与えた総量、あるいは支援量に応じて貢献度が割り振られる。当然火力が高ければ手に入れられる貢献度も桁違いだ。
そして3番目。もはや運である。 必死になって頑張れば2本は手に入るコラボ武器だが、最大上限にはもう2本必要となる。これにランカー達は血眼で探しまわった。
よくデータを把握していないが、コラボ武器は別名「アンノウン武器」と言われている。火力計算の際に別勘定されているうえ、入手も限定的。手に入れたくもなる。
おまけに今回のコラボ武器はとりわけ強かった。ブラストソードは水アンノウン武器としては最強クラスだと言われるのだから、もう必死になる。
結果「貢献度1,000万で出た」という話もあれば「1億でも1本も出ない」という声が多々上がった。
むしろ後者の声が強いようにも感じたし、自分も手に入れられなかった。 具体的な自分の結果を出すと、金の討伐章が215枚、累計貢献度は410万だ。まさに桁が違う。
そして、忘れてはならないのは今回のイベントが古戦場であるという点。
倒すほどに次回の古戦場におけるシード権のボーダーが高くなり、より重課金者のみが生き残るようになるという地獄を垣間見るはめにもなった。
むしろ、次回シード権を喪失するというリスクを負ってまで倒しまくり、1本も出なかったとあっては泣くに泣けない。
ともあれ、自分は討伐章100枚で手に入れられる光の剣のみゲットした。 だが、1本だけでいいからブラストソードも欲しかった。叶わなかったが。
グラブルの良い点・悪い点
これらを踏まえたうえで良い点、悪い点を並べるとこんな感じと考える。
・良い点
- 初心者でもイベントに参加可能
- 貴重なキャラを手に入れられる。能力もなかなか良し。
- 本来課金要素となる回復アイテムの一部を日常的に手に入れられる。
- 有料ガチャも宝晶石*2を使えば無料で引ける
- キャラを選べる権利付き10連ガチャチケットなど、運に左右されない要素もある。 時間をかければ入手できるSSR級武器や強力なキャラもある。
- コラボが盛ん
- 声優が豪華
一言で表せば「間口が広いゲーム」と言っていい。
超大作という言葉も頷ける程に声優も豪華。この辺はうまくできていると考えている。
・悪い点
- 欲しい属性の武器が手に入らない。そのため序盤はR武器が常になるため、火力に乏しい。
- 攻略には各種テクニックを把握する必要があり、一部の敵は覚えてないと逆に迷惑になり得る的な*3 課金必須と言って過言ではないエネミー性能を持った敵も多い
- コラボ武器のドロップ率が著しく低い。おまけに武器も記念的なものではなく、無くては不利になり得る性能(今回のコラボで一番槍玉に上がった問題点)
- 連携を保つためのコミュニケーションが欠かせない。
- 「時間をかける」か「お金をかける」かの2択になるため、力量を合わせるには適した場所に居なくてはならない(重課金と無課金はすぐに同居できない)
こちらも一言で表せば「コミュ障、データを見ない人、無課金・微課金者にはキツイ」
特に火力計算に関しては非常に複雑なため、最初のうちはSR、あるいはSSRの武器を出来るだけ揃えてレベルをあげるのが一番てっとり早い。
もちろん手に入れるには課金がもっとも早い。 無料で手に入れられる方法もあるが、宝晶石3,000個はログインキャンペーン込でもなかなかきつかったし、SSRは出なかった。
なによりガチャをやって必ずSSR武器が出る保証はない。*4
しかもジョブに応じて得意武器も異なるため、ジョブを変えると火力が激減するなんてのも珍しくない。 仕方ないとはいえ、このようなイベントで格差をはっきり見せられてしまうとかなり辛いものがある。無力だった。
募る嫉妬、腐っていく思考
何よりきつかったのが、Twitterのタイムラインで自慢が流れる手前で自分は1本も手に入れていないという惨めさ、歯がゆさだ。
仕方ないと思いつつ何度も挑むが、倒せないし倒される。 「他の人は楽に倒せるのに……足を引っ張っているのではないか。バカにされているのではないか」という感情は、惨めさをより一層募らせることとなり、ストレスも少しづつではあるが募っていった。
ぶっちゃけた話、共通の話題が欲しかった。だけど相手がガッツリ課金しているのでは話があうはずもない。 まさに天の上の人、天上人だ。
なので危うく「どれ位課金したの? そのぐらい課金しないと行けないの?」と聞こうとしたことすらある。結局こらえきれず、この日記に書いてしまったわけだが……。*5
いずれにせよ、共通項を見出してコミュニケーションの橋頭堡として考えていた思いは、泥船のようにまたも崩れていった。
知人との共通項を見出すためにカードゲームやオンラインゲーム、そしてソシャゲと遍歴してきたが、どれも同じ末路を辿りつつある。
経験則から導き出せる次に取る行動は……。
「生活費度外視の重課金」
そして「重課金をしてもなお格差が埋まらなかった時の後悔」だ。
やっていない内から考えるなんて、愚策もいいところかもしれない。しかし、お金は生活をおこなう上で欠かせない。果たして一時の気の迷いでソーシャルゲームにつぎ込むのが正しいのだろうか。
何より承認欲求ありきでお金を使えば必ず後悔する。それをこれまで学んできたではないか。
ソシャゲは変わっていなかった。良くも悪くも
グラブルはとかく叩かれているゲームだ。詐欺だ何だと言われているが、まだ間口を開くための努力はしている。そのしわ寄せがランカーにもぶつかったのが、今回のコラボ古戦場なのかもしれない。
ただ、ソシャゲは結局課金を原則とし、その上で無課金を行える救済策を講じている。 この点、以前のソシャゲと比べると大きな進歩ではあるが格差は埋まらない。
いや、埋まってはまずいのだ。 無課金と重課金は別の世界で生きなければ、「何故課金したのか」というジレンマに押しつぶされてしまう。運営としても両立は難しいが、なんとかするしか無いのだろう。
自分にソシャゲは合わない
それでもやはり、今の生活費を鑑みると厳しい。
娯楽費を8,000円にしてもまだきつく、4,000円に減らして食費と冬場になって跳ね上がった水道光熱費に当てようかと考えている程だ。*6
実家ぐらしはできないため、絞る部分は絞らなければならない。 その上でストレスとなる要因、支出を生み出す要因を排除したい。
結果、一日中寝てすごくことも多くなった。怠惰で、時間の無駄。そんなことはわかっている。
だが、ソシャゲにはまり込めば身の破滅すら見える。
負けず嫌いでとことんまで追求し、上を目指そうとする。その先にあるのが破産や債務なんて目も当てられない。
もうしばらく様子を見るものの、話題の格差が埋まらないようであればフェードアウトするように消えるのがいいのだろう。